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サモアを立ち読みする。 JICAボランティアの活動日記

新卒の青年海外協力隊。南国サモアで教員やってます。

花マルってすごい。少しの変化でちょっとずつ教室を変えていける。

 

 

今週に入り、Term1も残すとこ今週を入れて二週に。

今週も頑張っていきましょーう。

 

ノートを取らない子供たち。ノートを見ない先生たち。

 

サモアの算数の授業(サパパリイだけかもしれませんが)では基本的に

  1. 先生が要点を話す
  2. 数人の子供を前に出させて解き方を確認させる
  3. 先生が問題をだす(ここで一旦先生はどこかに消える)
  4. 子供が一時間分のノートを写し、おわった子から問題を解き始める。
  5. 30分~1時間したら先生が動き出し、問題の解説をする。

という流れです。なので先生が子供のとったノートを見ている、ノート指導などは基本的に全くありません。しっかりとノートをとって、解き方を正確に把握しているのか、問題はちゃんと解いているのか、習ったことを理解しているのか、などなど。ノートにはその子供のすべての情報があるくらい大事なものですが、サモアでは先生はこどものノートは全く見ません。

そのため、たまに子供はノートをとっていないこともしばしば。

 

サモアではがっつり暗記で覚える

 

それもそのはずで、子供たちは先生が最初の要点を話しているところで、合唱のようにみんなで声に出して、単語や公式などを暗記します。でなぜかここだけめっちゃ元気がいい。日本の合唱祭とかでよくある「ちょっとー男子ー。声出してよー。」なんてのはない。むしろ男子の方が声大きい。

サモアでは年功序列のように年上の人の言うことは絶対です。なので、覚えられなかったら教師のせいではない。覚えられなかった子供のせい、と言うようになります。なので(?)子供は一生懸命に声をだす。ノートとった方が見返せるし、復習になるのでは?なんて思ったけど、ここはサモア。文化が違うし、声に出した方がそれでずーっとやってきた彼らはそっちの方がいいのかもしれない。

 

でも必要なノート指導と子どもの理解度把握

そんなことは言っても、子供が授業をどれだけ理解しているのか、つまづいているところはどこか、みんなが間違えているところの把握など、ノートからは得られる子供の情報はたくさんあります。しかもサモアではちゃんとノートを見ないと間違っているところがたくさんある。公式を写し間違えて書いていたりだとか、問題の写し間違い、スペルミス。写し間違いの多さは絶叫です。笑 

 

花マルを導入してみた

 

最初から「ノート指導」と言っても子供たちが素直にノートを書いて、提出してきてくれるほど甘くはないので、(実際やって失敗しました。。)問題を解き終えて正解した子や、ノートを取り終わった子に「花マル」をあげています。f:id:kamachan9:20170328065843j:plain

 

最初は「(花マルを指して)これなに?」って言われて「Excellentって意味だよ!Lelei!」と説明。これを知った子供たちは、もうすんごく良い笑顔に。

f:id:kamachan9:20170328065849j:plain

そしたらそれ以降何も言ってないのにノートを僕の部屋にまで自発的に持ってくる子が増えました。おかげで、「ノート出せ!」と言わなくても子供のノートを定期的にじっくり観察できています。観察してみると本当に色々な発見があるので、とても勉強になります。

 

まとめ

 

ノートからは子供の情報が読み取れる「情報の宝物」みたいなものだと思っています。いつも発言しない子が「あ、実はちゃんとわかっているのか」とか「お、分数ちゃんとできてきてる」とかいろんな発見が続々出てきます。

 

今はまだノート見て、丸つけして、花マル書いたり、コメントしたり、それくらいですが、今後はきちんと「ノート指導」をやれるように何かしら体系化していけたらなあと思っています。あわよくば先生にまで普及したい!

あと、アフリカにいる友達の隊員でめっちゃ良いノート指導をしている小学校の先生がいるので、いつも参考にしています。ノート指導の先輩ですね。

 

日本の花マルってすごい!

 

 

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【過去記事】

 

kamachan9.hatenablog.com

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