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サモアを立ち読みする。 JICAボランティアの活動日記

新卒の青年海外協力隊。南国サモアで教員やってます。

子どもの成長にちょこっと感動

 

日本は年末年始で忙しそうです。桜の開花情報も聞いて、桜がすごく見たい今日この頃。

南の島サモアで先生やってる、カマカです。

今日はYear6が分数ができるまでを追っていきます。

 

 

分数ができない

 

活動が始まって、児童がどれだけ算数の能力があるかをYear6(日本で小5、以下Y6)で実施しました。先生からは特に何も言われず、スムーズにテストを実施てできた。(まあ担任の先生がいなかったので他学年の先生に許可を取ったからだけど。)テスト内容は【過去記事】を参考に。

 


 

kamachan9.hatenablog.com

 

 

予想はしてたけど、掛け算、割り算もできている子が少ない。けれど、それ以上に分数ができている子がいない!サモアではなぜかY1のうちから分数に触れるためY6で同分母の足し算はできていてもいいはず。しかしここはサモア。そんな簡単にはいかせてくれない。日本の小5では異分母の足し算引き算を学習します。

第五学年では、(中略)分数では、異分母の分数の加法及び減法について指導する。また乗数や除数が整数である場合の分数の乗数及び分数について指導する。

『小学校学習指導要領解説 算数編 平成20年6月 より』

 

 

 

なので単純に比較すると明らかに遅れを取っている。日本と比べることは文化も違うし考え方も違うから、比較してはいけないと思ってるけど、しちゃうんですよね。

 

さあどうするか

 

前の学年で分数に触れていると言っても、どんなことをやっているのか、そもそもやったことを覚えているのか、はたまた分数ってなんですか状態なのか。まだ赴任して間もなかったので何もわかりませんでした。

なので、ここは思いっきり「分数って何?」からやることに。まずは分数のイメージを掴んでもらうことから始めました。サモア人はピザが好きなので、ピザでイメージをつかむことから。

 

 

「ピザ好き?」

「大好きだよー!」

「ここに3人いるとするじゃん。でピザが一枚あるよね。じゃあ3人で分けるとすると、ピザをみんなで分けるにはどうしたらいい?」

「んー。こうかな!」

 

 

いや最後のやつ4等分じゃん。笑

f:id:kamachan9:20170330112530j:plain

 

 

やっぱり、、まず「分数」がそもそもなんなのか分かっていなかった。三人で三等分するのだから、等しくなるはず、しかしそうなっていない。ピザを使った授業を何回もやってまずは分数てなんなのかという「イメージ作り」から始めました。これだけで一週間。先は長い。

 

 

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ついに同分母の足し算へ

 

二週目はついに足し算へ足を踏み込んでいきます。ここもピザに登場してもらう。二枚のピザを黒板に書いて、

「じゃあ足したら何切れのピザがある?」

「影のついた部分を全部合わせると3切れあるよね」

「式に表すとどうかける?」

 

 

などとほんとーにスモールステップの連続で授業を進めていきました。しかもこれを何回も繰り返して、イメージをつかませる。で、忘れないうちに練習問題。これを一週間。サモアでは教科書がなく、ニュージランドから輸入しているものが本屋さんで売ってるだけです。先生もそれを使っていることには使っているのですが、問題集のようにしか使っていない。子供に一冊の教科書なんてなく、先生が黒板に書いたことが全てです。なので、板書と発問はしっかりやりたい。あと、この前の記事でも書いたように問題はとくけど、解説はない。問題を解く→解説→もう一回やってみるの流れを大切に。

 

 

その結果ある程度子どもたちは分数を、解けるようになりました!めっちゃ嬉しい。まだ全員とはいかないけど、半数くらいは解けるんじゃないかな。でも、もうすぐターム休みに入るから、休み明けテストしてみて、みんな忘れましたー。なんてことない、、よね。。

 

まとめ

日本で当たり前のように行われていることを、こっちで教えようとすると本当に時間がかかるし、そもそも授業のやり方が全く違うので、定着させるまでに時間がかかります。サモア語も英語も全くできないし、教科書もない。翻訳してもらえる先生も学校こない。この状況で

  • 「図を使うこと」
  • 「問題→解説→もう一回チェック」

の二つを根気強くやることが功を奏しました。子供が先に折れるか、僕が先に折れるか、本当に我慢強さを試された気がします。大学の時に「教えるときは子供との我慢比べ」と言われたことを思い出します。これからも我慢大会は続くと思うけど、子供ができなかったことができるようになってくる成長はグッとくるものがあります。二年という長い活動期間があるから、今のY6がY8直前いどれだけ成長しているか楽しみ。みんなの成長が楽しみな最近。子どもと一緒に成長していける二年にしよう。

 

(代筆って意味違うよなー。まあいっか。笑)

 

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【過去記事:こんな家住んでます。家が完成するまで】

 

kamachan9.hatenablog.com

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花マルってすごい。少しの変化でちょっとずつ教室を変えていける。

 

 

今週に入り、Term1も残すとこ今週を入れて二週に。

今週も頑張っていきましょーう。

 

ノートを取らない子供たち。ノートを見ない先生たち。

 

サモアの算数の授業(サパパリイだけかもしれませんが)では基本的に

  1. 先生が要点を話す
  2. 数人の子供を前に出させて解き方を確認させる
  3. 先生が問題をだす(ここで一旦先生はどこかに消える)
  4. 子供が一時間分のノートを写し、おわった子から問題を解き始める。
  5. 30分~1時間したら先生が動き出し、問題の解説をする。

という流れです。なので先生が子供のとったノートを見ている、ノート指導などは基本的に全くありません。しっかりとノートをとって、解き方を正確に把握しているのか、問題はちゃんと解いているのか、習ったことを理解しているのか、などなど。ノートにはその子供のすべての情報があるくらい大事なものですが、サモアでは先生はこどものノートは全く見ません。

そのため、たまに子供はノートをとっていないこともしばしば。

 

サモアではがっつり暗記で覚える

 

それもそのはずで、子供たちは先生が最初の要点を話しているところで、合唱のようにみんなで声に出して、単語や公式などを暗記します。でなぜかここだけめっちゃ元気がいい。日本の合唱祭とかでよくある「ちょっとー男子ー。声出してよー。」なんてのはない。むしろ男子の方が声大きい。

サモアでは年功序列のように年上の人の言うことは絶対です。なので、覚えられなかったら教師のせいではない。覚えられなかった子供のせい、と言うようになります。なので(?)子供は一生懸命に声をだす。ノートとった方が見返せるし、復習になるのでは?なんて思ったけど、ここはサモア。文化が違うし、声に出した方がそれでずーっとやってきた彼らはそっちの方がいいのかもしれない。

 

でも必要なノート指導と子どもの理解度把握

そんなことは言っても、子供が授業をどれだけ理解しているのか、つまづいているところはどこか、みんなが間違えているところの把握など、ノートからは得られる子供の情報はたくさんあります。しかもサモアではちゃんとノートを見ないと間違っているところがたくさんある。公式を写し間違えて書いていたりだとか、問題の写し間違い、スペルミス。写し間違いの多さは絶叫です。笑 

 

花マルを導入してみた

 

最初から「ノート指導」と言っても子供たちが素直にノートを書いて、提出してきてくれるほど甘くはないので、(実際やって失敗しました。。)問題を解き終えて正解した子や、ノートを取り終わった子に「花マル」をあげています。f:id:kamachan9:20170328065843j:plain

 

最初は「(花マルを指して)これなに?」って言われて「Excellentって意味だよ!Lelei!」と説明。これを知った子供たちは、もうすんごく良い笑顔に。

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そしたらそれ以降何も言ってないのにノートを僕の部屋にまで自発的に持ってくる子が増えました。おかげで、「ノート出せ!」と言わなくても子供のノートを定期的にじっくり観察できています。観察してみると本当に色々な発見があるので、とても勉強になります。

 

まとめ

 

ノートからは子供の情報が読み取れる「情報の宝物」みたいなものだと思っています。いつも発言しない子が「あ、実はちゃんとわかっているのか」とか「お、分数ちゃんとできてきてる」とかいろんな発見が続々出てきます。

 

今はまだノート見て、丸つけして、花マル書いたり、コメントしたり、それくらいですが、今後はきちんと「ノート指導」をやれるように何かしら体系化していけたらなあと思っています。あわよくば先生にまで普及したい!

あと、アフリカにいる友達の隊員でめっちゃ良いノート指導をしている小学校の先生がいるので、いつも参考にしています。ノート指導の先輩ですね。

 

日本の花マルってすごい!

 

 

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【過去記事】

 

kamachan9.hatenablog.com

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『パパラギ』 石の箱ってなんですか??

 

今回はパパラギという本について。

サモアに住んだことある人なら一度は読んだことがあるくらい、有名な本!

 

パパラギ (SB文庫)

パパラギ (SB文庫)

 

 

パパラギ」とはサモア語です。

白人のこと、見知らぬ人のこと。でも言葉通りに訳せば、天を破って現れた人のこと

(作中から抜粋)

 

内容はツイアビというサモアのお偉いさんが、ヨーロッパの文明社会に触れた時のことを驚きや、批判を、当時の南の国の人の感覚を持ってまとめた日記?です。お金や機械、新聞、ヨーロッパ社会の文明社会について触れらています。(ほぼほぼ、批判的な内容ですが。)というのも、ヨーロッパは幸せを追い求めて文明を発展させてきたのにもかかわらず、仕事や、お金の欲にとらわれ不幸せではない文明になっている。とツイアビの目に映ったそう。モノに溢れた今のこの社会を南の国から、観察して、文明社会の問題をズバっと書いている面白い本です。

 

表現が面白い

 

この本に出てくる色々なものの表現がとても面白い。

例えば、「硬貨」は「丸い金属」で、「紙幣」は「重たい髪」。当時のサモアはまだこういったヨーロッパの文化が定着する前なので、知らないからこういった表現になったの。今では全世界で当たり前になっているモノが「へー、お金ってそうゆう表現するのか」なんて思いながら読んでました。家が「石の箱」。石の割れ目は「通り」(avenue)。

じゃあ「都市」はどうかというと、「たくさんの人が住む石が大量にあり(中略)、一本の木もなく、空の青もない、明るい風もなく、雲もないところ。」と表現しています。

もうあげたらきりがないけど。笑

 

何が問題か?

今日本で社会問題になっている過労死やブラック企業、所得格差などのもとをたどっていくと、「時間」や「お金」に絡んでいる問題であると思います。ツイアビはそのもとである「時間」「お金」に焦点を当てている箇所がある。当時のサモアには時間もお金という概念もなくて、そんな文化に住んでいる人から見たら、時間とかお金っていうのは、ただ人間を苦しめている悪魔みたいなモノだ、って映ったのでしょう。実際「じゃあ我々が迷えるヨーロッパ人をその狂気から救い出してあげよう。」とか「お金は最も凶悪な敵としてみなすだろう」と書いてあります。

 

ツイアビはなんで人々はそんなに時間に追われているのか、お金に執着しているのか、ということを素朴に考えています。お金はなくても困っている家族や友人がいれば助け合って生きていけば、お金なんて必要ないじゃん?みたいなコンスタンスで。でもそれはサモアの文化だからできるわけで、ヨーロッパや日本とかではできないですよね。でもこの本を読むと今目の前に当たり前に転がっているモノについて深く考えさせられる。(けど、受け入れることはできないっていう。日本人だから笑)

 

人を幸せにするはずのものが実は人を不幸せにしているという、ヨーロッパ文化を見抜いています。生活を便利にするはずのものが、予想もしていなかったところで、人を苦しめちゃってたり。外の世界から冷静に、それらの正体を見破っているところがとても面白い。

 

で、今のサモア

多分ツイアビがこの日記を書いてから100年以上は経っている。サモアでは今皮肉のようにお金や時間という概念がもちろんあります。結局ヨーロッパ文明の闇に飲まれてしまったサモアですが、それでもみんな幸せに生きていると思う。笑っている人が多いし、道端で金くれっていってくる子供はいないし、のんびりしているし。うまいこと文化をまぜまぜしているなって。

 

終わりに

 

 

サモアにきて、サモア人と住んでいて日本人とか、先進国の人の方が、心に貧しさとか窮屈なところを強く感じているんじゃないかな。モノに執着しすぎちゃってる。サモア人から学ぶことも本当にたくさん。小学校教育できている僕が、毎日勉強になることばかりです。

 

途上国に住んでいなくても、とても面白い本です。考え方とか抜きにしても、いろんなものの表現の仕方だけ楽しむのもアリ!ツイアビの世界に吸い込まれていくことでしょーう!

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【コラム】2年間住む家が完成か?!その南の国の家を紹介。

 

Malo! サモアで先生をしているカマカです。

 

先日同期隊員が活動している小学校にお邪魔させてもらいました。

同じサモアの小学校でもやっていることや、校風が全然違くてびっくりしました。

来週は他の同期隊員の学校に訪問する予定です。

 

さて、今日はブログに書いたんですが、自分の家が完成するまでを追ってみたということで、完成する、までの過程を追ってみた!という続きです。

 

kamachan9.hatenablog.com

 

サモアの文化は時間をあまり気にせず、のんびり、ゆったり、することがあるので、調整員さんと「本当に二週間で完成するのか?」なんて言ってました。さて、サモアタイムが発動するのか。それとも…

 

建築のようす

 

3/11 土曜日

トイレとか、洗面台とか、生活するにあたって、とても大事なものが運び込まれてきました。壁の木材とかはあとあと聞いた話ですが、学校にあった小屋を取り壊し、その小屋に使われていた木材を使用した、とのこと。トイレは新品に見えるけど、誰のお金が使われているのか。。本当にサモアの人は優しいけれど、謎が多い。

 

3/12日曜日

この日は安息日なので、働いてはいけない日です。なので、みんなで教会に行きLotu(お祈り)をする日。この日は一人のPastor(パストワ:教会の偉い人)が違う村で教会のトップになるっていうので、みんなでお祝い。自分は料理を配膳したり、食後に手を洗うんですが、その水を持ってたりと結構忙しい日曜日でした。サモアの文化に直に触れられて、楽しい一日だった!

 

 

3/13月曜日

この日から父親「窓」を買いに行くがてら、アピアに行くと言って三日くらい不在。そのため、中の細かいところをやっているそうです。

 

 

3/14火曜日

家が半分赤に染まりました。ペンキで下が赤に。僕のことを知っている人は「あいつ赤好きだから、赤に塗ってもらったんだな。」とか思っているかもしれませんが、サモア人チョイスです。今日はこれで終了でした。ちなみに隣のアメリカ人ハウスも同じように半分赤色です。お揃い!笑

 

3/15水曜日

 

なんと、いつのまにかにキッチン、シャワー室、トイレが完備されている!f:id:kamachan9:20170323113330j:plainf:id:kamachan9:20170323113326j:plain

 

これは驚きでした。生活できる程度に家が完成してきたので、

 

「お、これは二週間で完成するんじゃ…」

 

と思い始めました。あと屋根部分から虫が入ってこないように金網のようなものが取り付けられていました。父親曰く、蚊が入ってこないようにするため。この金網には本当に助かっています。ありがとう!

 

 

3/16木曜日

窓が到着!てことで、大工さんたちの仕事もモリモリ進んで行きます。窓がつけられ、その窓にも金網ガードがつけられ、さらには家の中の壁の色が真っ白に塗られ、なんと完成期日より一日早く家が完成しました!

もうこれには感動でした。別件で調整員と連絡していたのですが、調整員さんも驚いていたぐらい、早かった。(錆びた釘が足の裏に刺さり、破傷風を恐れていた。。)

 

 

3/17金曜日

今日は細かいところの最終調整らしいです。例えば、ペンキを塗り終わっていないところを塗ったりだとか、なんかよく話からないところを調整しています。本当に最後まで、一生懸命に家を作ってくれる姿をみて、感動。

 

 

3/18土曜日

遂に、その日がやってきました。新居に移動の日!これまで、ゲストハウスに住んでいて、まるで首都隊員みたいな部屋だったので、あまり地方隊員感がなかったので、これから、海により近づいたFale(家)で2年間過ごすことになって、ワクワクしております。

 

 

海まで1秒の家:サモア人の底力

 

5日間住んでみて、虫が多い!後で後日談的なものを書きたいです。

 

 

 

今回家が完成するまでを追ってみてサモア人の底力を感じました。

赴任前に校長に5週間かかるかもしれないと言われた時には、どうなるかと思っていましたが、

実際にはきちんと二週間で作り終えて、しかも、ネットを張って蚊の対策までしてくれている!おかげで蚊帳いらずです!だいぶ前の〇〇建築士よりもいいんじゃないかってくらい

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サモアではゲストをもうこれでもかっ!!ってくらいに丁重にもてなす慣習があります。僕も2年間サパパリイに住むと言っても日本から来たゲストなのかな。こんなに素晴らしいファレを作って頂いて、赴任早々に恩ができました。

 

最近は活動につまづいたり、先生とうまくいかないことがありますが、こうゆうサモア人の優しさに癒されています。

 

 

二年間を通してサモアに教育やそのほかの何かで恩返しがしていけたらなあと思っています。

 

 

サモアに来た時はぜひ! 

 

本当にめっちゃ良い家なので、サモアに来た時は是非寄ってください!笑

本当に海まで徒歩1秒です!!

すぐそばに綺麗なコバルトブルーの海が広がって、朝日も本当に感動できます。

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では、活動も頑張って行きましょう!!

(明日はショートフライデーですが…笑)

 

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全然上手くいかない授業と活動

 

 

活動が3週目に突入しました。

ちょっとずつですが、肩の力が抜けてきたと思う、カマカです。

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これは机のないYear6の様子

 

2週目までを振り返る

Year6の先生は結局きませんでした。

他の先生いわく「彼女は葬式が忙しいのよ。多分来週には来ると思うわ。」

あ、そうですか。まあそういう理由ならばしょうがないと思いつつも、

他の学年の観察や、サモアの先生がT2(メイン教師の補助)には入れないことで、

サモアの先生と一緒に活動できない弊害など、もう壁がたくさんありすぎて、一向に進んでいる気がしない。

だから、いっそのこと割り切って、授業研究に時間を費やして、授業実践をすることにしました。

「ミニクイズ実施」

Year6の算数は赴任した時から先生がいなかったため、一体どこまで習っていて、どこまでできるのかが不明瞭のまま。なので、思い切ってまずはテストをしてみることに。

問題はこんな感じ

 

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四則演算はある程度習っていることがわかっていたため、バランスよく出題。

あと、前に先輩隊員が言ってた「分数ができない」ということを受けて、

分数も通分、約分、掛け算、割り算を出してみることに。

 

結果は20点満点で最高点が17点、最低点が5点、平均9.8点

という結果でした。

 

繰り上がり、下がりはクリアできている子が多かったので

そこまでショックはない。

 

けどやっぱり分数ができない。普通の分数の計算ですらできていない。

これは楽しくなってきました!

 

はじめに児童の実態調査をすることはとても大事だと思います。

個人個人ができない課題を教師が把握したり、全体的にできていない単元の把握など、

早めに実施をして、今後の対策が練りやすくなると思います。

 

あとどうせなら、自分の成長にもつなげていきたい。

子供のテストの点数は教師の点数でもある。

だから、一年でどこまで子供の点数が上がったか、それは単に教師の力量だけでなく、子供達との関係性(信頼関係?)にも現れて来ると思います。

 

算数の授業「分数」

 

【過去記事】でも書いた通り分数の授業はやっています。

 

kamachan9.hatenablog.com

 

噛み砕きに噛み砕いて、小三くらいの内容?って思うくらい噛み砕きました。

「分数ってどういう数字?」

「ピザ一枚を三人で分けたらどうなる?みんなだったらどうやって分ける?」

とか。

もはや分数の足し算引き算は夢のはなしのように感じられる。

気づきの実践

 

ここで、少しサモアの教育について気づいたことを生かして、

あることを実践しました。

それはサモアでは問題演習をするが、解くだけでそのフィードバックがない」こと。

 

なので、どんなに子供が解くのが遅くても、その授業で習ったことを解かせて、

丸付けをして、返却する。できなかったらもう一回解かせる。

日本では当たり前ですが、サモアでは先生がそれをしていない。

 

子供も間違っているのか正解しているのかわからないまま、授業が終わる。

ちょっとずつこのフィードバックを普及していけたらなあ、と思いっています。

 

活動の進捗度

 

なんかサモアの教員採用試験を受けて、合格して、サモアで正規の先生として働いているんじゃないかってくらい、一人で授業をしています。

なので、カウンターパート(協力隊が一緒に仕事をする人)がいなく、ひたすら子どもと向き合う日々です。

理科と算数の授業改善が目的で派遣されているので、サモアの先生と一緒に授業ができない日々が続いているということで若干萎え気味です。もうしおれそうな花みたいな勢い。

 

でも調整員(各国にいるJICA事務所で働いている人のこと)が任地に行く前に言っていたことを思い出した。

 

サモアでは急いでやってもいいことないからね」

 

3週目に入りやっとそのことがわかってきました。

郷に入っては郷に従う、じゃないけど、言い感じにサモアンタイムを身につけられたらなあっと思います。

 

3週目の目標

  1. Year6の先生が来るらしいので、授業にT2として入りながら観察をすること。
  2. 近くに協力隊員が小学校教育として派遣されている小学校に行く取り決めをしたので他の学校の観察をすること。
  3. 自分の授業の省察をする。

 

の三本で頑張っていきたいともいます。

 

 

あ、そういえば、新居が完成したので、新しい家に住んでいます。

【コラム】更新します。(今週中には…)

 

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年間100冊計画。たまには本を読むのもいいんじゃない?

 

Malo!青年海外協力隊で小学校教育として南国サモアに派遣されているカマカです。

これは本屋さんにいつからあったの?ってくらい前の本。

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今回はサモアについた次の日から密かにやっていた、この企画。

そう、二年間のうちに200冊の本を読もう!

というあまりにもわかりやすく、ただ本を200冊/年に読むだけ

地味?だけど、一つの目標

なんか、協力隊っぽくない目標。

普通は「プロジェクトを三つ成功させる」とか「授業研究会を教育系大学でやる」とかなのに僕の二年のうちの目標は「二年で二百冊の本を読む」こと。

 

人によっては「冊数少ないんじゃない?」という方もいると思う。

 

そんな僕の一つの小さな目標ですが、僕自身にとっては結構ハードな目標です。

 

なぜハードか。なんで目標が「本を読むこと」なのか

なんでか?

これまでに本を全く読んでこなかったから。中・高・大と全く本を読んでこなかったので、持っている知識とかも全くない。

 

本を読めば頭が良くなるとかは全く思ってないけれど、

本を読むってことは勉強の一環で、

勉強は生きていくうちでずっと必要なものだと思う。

 

だから、これまで本を読んでこなかったツケをこの二年間で払っていける土台を作ろうかと思っています。

 

だから、この二年で本を読むことは終わりにしたくなくて、

帰国後も二年間でつけたクセを維持していく。

 

Facebookとかで情報発信せず、ブログでそれをやっているのも、

乏しい表現力、校正能力をつけたいから。単純ですね。

三月までに読んだ本!

【年間百冊計画】  
     
  タイトル 著者
1 海賊と呼ばれた男(上) 百田尚樹
2 海賊と呼ばれた男(下) 百田尚樹
3 アフリカで数学を教える 石田弘
4 Message in a bottle Nicholas Sparks
5 三匹のおっさん 有川浩
6 黒と茶の幻想(上) 恩田陸
7 日本辺境論 内田樹
8 蒲生邸事件 宮部みゆき

 

小説多めです。

 

日本から何冊か紙で持ってきていて、

さらにキンドルという最強の味方を出国前に買ってあるので、

三ヶ月くらいはなんとかなりそう。。

 

今回は自分の目標を公開して、いろんな人に見られた!

という感覚を持つことで、自分の目標を忘れず、やっていくことも狙いの一つでした。

 

絶賛オススメの本おまちしております!

 

 

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学校の先生がいない!は当たり前?

 

 

Malo!新居の完成が待ち遠しいカマカです。

明日完成するとは言っているが、窓は付いていなく、なかもすっからかんなのに、

本当に完成するのか!と疑問ですが、ゲストハウスも悪くはないので、

まあいいでしょう。のんびりいこーう。

 

あれ、先生がいない!

 

月曜日に学校に行くと決まっている男性の先生がいない。

授業に対してはやる気が感じられない先生だが、

いつも朝早くに来ている先生。

 

「今日はどうしたのかな。遅刻?それとも欠勤?」

 

集会の時に他の先生に聞くと

「oute li ilota.」(知らない)

と返事が返って来ます。

 

まじかよ!今日授業観察するクラスの先生休みかよ!

 

と思いつつ自室で準備をしていると、

隣のクラスの先生が来て、

 

「今日はYear6とYear8の先生が休みなの。Year8をお願いできるかしら?」

 

と言って来た。

結局月曜はYear8を一日見ていました。

 

今日先生は?

 

こんな日が何日も続きます。

しかも交代制かのごとく各学年の先生が来ない。

その度に来ている先生に

 

「今日Year6の先生は?何か知っている?」と聞くと

「知らない」と返って来ます。

 

ちなみに理由は「親が海外に引っ越すから」でした。

 

 

先生がいなくて困るのは「他の教師」じゃなくて「児童」

 

僕の学校では教員が休んだからと言って、他の教師が代わりに受け持つなんてのは、

まずない。だから先生が休んだら児童は教室で喋ったり、遊んでたりする。

 

たまに他の先生が授業を受け持っていますが、

先生の数=クラスの数 

なので、2クラスを一度に相手をすることはできない。

 

そうなると困るのは子供達で、ぽけーと過ごしているので、

鐘がなるまで座って一日を過ごすことも珍しくありません。

 

教師が休んで困るのは、他の教師じゃなくて、子どもたちだと思う。

せっかく暑い中歩いて来て、学びに来たのに、先生が休みだから

「はい、今日は何もありません。鐘がなるまで待ちましょう」

 なんてことはひどい。

授業改善とかの前に

 

理科・算数の授業改善がメインの活動ですが、そんなことよりも前に

ちゃんと休みなら休みだって、学校に連絡をしてほしいところです。

 

そうすれば、他の先生も早めに対策が取れる。

 

だけど、学校に来ている先生も休みの先生に連絡を取ろうとすることもしないので、

「先生が学校を休む」ことに対して何も思ってないのかもしれない。

 

子供達がなんで学校に来ているかをちゃんと考えてほしいと思った。

先生いない教室に一日座ってるだけだったら、学校に来る意味ないし。

 

普段、真面目に物事を考えない僕ですが、ここだけは許せないです。

 

でもこうゆうのは文化の違いもあるし、変えて行くのは難しいのかな。

 

どうしたらいいんだ! 

 

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